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生産者情報

愛媛県西予市で養蚕業を営む松山さんは、お蚕さんが食す桑の葉を、防虫剤や除草剤等使用せず、土作りにもこだわり栽培しています。桑の葉が作られるまでの物語をお楽しみください。

お話いただいた方:松山紀彦さん

社 名:企業組合愛媛シルク工房

代 表:松山紀彦

創 業:2019年11月

所在地:愛媛県西予市野村町

公式HP: instagram

事業の概要

私たちは、愛媛県で養蚕業を営み、お蚕さんに与える餌として桑の栽培しています。

お蚕さんが食するものなので、防虫剤、除草剤、その他農薬の類は基本的に使用せず管理しています。

桑の葉を与えるのは、主に春(5月)と秋(9月)の2回で、春の新芽をはじめ常に若い新しい桑の葉をお蚕さんに与えることができるサイクルでの剪定方法を採用しています。

桑の主な用途はお蚕さんの餌ですが、もうひとつの新たな用途として、健康に良いとされる”桑の葉茶”への活用にも挑戦しています。

栽培へのこだわり

私たちのこだわりは、有機栽培です。草刈りなどの作業が大変になりますが、お蚕さんに与えるものなので必然とも言えます。桑園で刈った草はまた土に還ります。

また、肥料のベースには地元の畜産業者さんからの牛糞堆肥を数年間隔で施し、年に複数回、鶏糞肥料も散布しています。

もうひとつのこだわりは剪定です。樹勢の良い枝を、その株にあった本数(3〜5本程)を選び、その他の枝を切り落とします。

株の元には小さな枝がたくさん生えていますが、それらすべてをきれいに丁寧に落とし、栄養が豊かな桑の葉が育つように心掛けています。

桑のこれからの活用方法

当初は養蚕用にのみに桑の葉を育てていましたが、美しい生糸を生み出す基となる「桑の恵」を感じるようになり、繭を生産するだけが養蚕農家の使命ではないと考えるようになりました。

このような経緯から、桑の葉茶の製造に5年前から取り組んでいます。商品名は「絹茶」と名付けて、製造販売を一貫して行っています。

優れた効能を持つ健康によい桑の葉茶を作ることで、「桑の恵」を広く届けていきたいと思っています。

さらに、桑の実(マルベリー)の生産にも挑戦しており、少ないながら桑の実園を整備できました。今後は、桑の実のお届けにも展開できるように努めてまいります。

皆さまへのひとこと

お蚕さんは、桑の葉だけを食べて大きく育ち、1,500mもの美しい糸をつくります。

そして私たちも日々、良質繭の生産を目指して、心を込めて桑園を管理しています。

桑の葉の恵みを、全国の動物さんたちにもご享受いただき、健康に過ごしていただけますと幸いです。