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生産者情報

愛媛県内子町で、「バナーネ」という珍しい白イチジクをはじめ、キウイフルーツやびわなどの栽培にも取り組む鷹野さん。おいしさへのひたむきな姿勢が、完熟の果実を生みだします。

お話いただいた方:鷹野友紀さん

社 名:スマイル農園たかの

代 表:鷹野友紀(たかのともき)

創 業:2016年

所在地:愛媛県喜多郡内子町

公式HP: Facebookページ

事業の概要

私は、神奈川県藤沢市から愛媛県のほぼ中央に位置する内子町に移住し、耕作放棄地を開墾して、イチジクやキウイフルーツ、びわなどの果樹栽培をはじめました。

味を第一に考えた品種選定と、標高300mが生み出す寒暖差、抜群の日当たりなどにより、どの作物も糖度高く、味が濃いのがスマイル農園の特徴です。

特にイチジクでは、白イチジクの「バナーネ」という珍しい品種を栽培しています。

高温期は完熟でも黄緑ですが、夜間の気温が下がるほど色が紫色となり味も濃厚になっていき、収穫時期終盤には蜜が流れ出るようになります。

栽培へのこだわり

皮ごと食べることでよりおいしく感じるので、皮ごと安心して食べられるよう、消毒する場合は果実にかからないように枝のみとしています。

また、肥料分は堆肥と有機石灰を基本とし、台風などで衰弱してしまった時には追加で有機肥料を与えるようにしています。

もう1つのこだわりは、完熟で収穫することです。イチジクは、直前の数日間の天候や半日の過熟未熟の差によって糖度や食味が変わります。

そのため、果実一つ一つのベストな状態で収穫するように一日何度も見て回ります。収穫期後半には糖度20度を超すものが多くなり、きわめて濃厚なジャムのような味わいが楽しめますよ。

イチジク栽培に関する課題

イチジクは、雨に当たり皮が割れたり、台風で果実が葉に擦れて傷ができることもあります。非常に傷みやすい性質で、完熟品は常温だと半日から一日でカビが生えてしまうことも。

そこで、雨の日に収穫したものや小傷があるものについては、収穫してすぐに冷凍保存しています。

冷凍後は、ジャムやカルパッチョのソースなどに加工されて使われたり、半解凍でシャーベットとして食べたりして楽しむことができます。

雨や台風被害の多い時期は、冷凍が間に合わないくらいの量になり廃棄も出てしまうのが実情ですが、ロス削減を目指して試行錯誤を続けております。

皆さまへのひとこと

私は、「美味しい」にこだわって日々栽培をしております。一般的にはスーパーなどでは手に入らない完熟品なので、冷凍しても十分に満足してもらえると思います。

動物さんへのプレゼントが、果実の有効利用にもつながると考えています。動物さんたちがどんな反応でイチジクを食べてくれるのか楽しみです!