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生産者情報

元プロ野球選手のセカンドキャリアとして、広島県竹原市で「やさい工房たけはら」を経営する山下峻さん。山下さんのこれまでのご経験やレタス栽培のこだわりを伺いました。

お話いただいた方:山下 峻さん

社 名:株式会社野菜工房たけはら

代 表:山下 峻

創 業:2018年9月

所在地:広島県竹原市

公式HP: http://www.salad-boy.jp/

野球選手時代の経験

私は広島県府中町出身で、子どもの頃は、広島東洋カープで活躍した前田智徳さんの打撃フォームを物まねするほど、プロ野球選手に憧れる野球少年でした。

ところが、中学1年生で白血病を発症。抗がん剤治療を受けながら筋力トレーニングを続け、不自由なく学校生活を送れるようになったのは中学3年のときでした。

そこから私は、広島国際学院高校でも野球を続け、ドラフトで横浜DeNAベイスターズに6位指名されました。

しかし、プロ入り後はけがに悩まされ、2016年秋にプロ野球選手としてのキャリアを引退することに決めました。

引退後のセカンドキャリア

野球選手としてのキャリアを引退後、白血病との闘病経験を生かし、保険代理店での経験を積みました。

その後は、ご縁があって地元の広島に戻り、後継者を探していたタクシー会社の社長に就任しました。

そして現在は、経営者としての新たな挑戦として、竹原市内でレタス工場「野菜工房たけはら」の社長も務めております。これまでのあらゆる経験が、今に繋がっているという実感があります。

野菜工房たけはらの概要

野菜工房たけはらは、2018年9月に広島県竹原市に設立したレタスの「完全閉鎖型植物工場」です。

完全閉鎖型とすることで気候変動に左右されず、1年を通して安定した生産・供給が可能となる仕組みで、徹底した品質管理・衛生管理のもと、安全・安心なレタスを全国へお届けしております。

栽培へのこだわり

私たちは、衛生管理を徹底した「完全密閉型植物工場」のきれいな室内で、野菜にとって旬な環境を作り、日々栽培しております。

日々の作業工程は、①播種・緑化→②移植→③定植→④収穫→⑤包装・梱包→⑥出荷の流れで行われます。

また、複数のパネルを使用することで育成期間の調整が可能です。これにより、種まきから出荷まで毎日作業を行うことができ、安定生産、安定供給が実現できるのです。

皆さまへのひとこと

私たちが栽培したレタスを、動物たちに食べて喜んでもらえると何より嬉しいです。

竹原市には、”うさぎの島”としても有名な大久野島があります。野生のうさぎたちに会いに、皆さまぜひお越しください!